悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

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膝の痛み
→膝のお皿の下周辺を押すと圧痛が感じられます。運動によって痛みが出ますが、休養を取れば軽減することがあります。

膝下部分が赤く腫れることがある
膝下の骨が突き出てきて、正座など膝を着く動作が困難である
整形外科で成長痛と言われ、湿布や薬を処方されたが改善しない
他の施術を受けてみたが、改善しない
準備運動の膝の屈伸でさえ痛みを感じる

オスグッドについて知っておくべきこと

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オスグッドで知っておくべきことは、成長期のスポーツ選手に多い障害であるということです。成長期の子どもでは、骨の成長が完全ではありません。そのため、症状が強い場合は膝の運動を休めることが重要です。また、大腿四頭筋の柔軟性を強化することが予防として最も効果的です。成長期には、運動前のストレッチを必ず行うことが重要です。運動を制限するだけではなく、日常生活において改善できる食事にも注意を払う必要があります。筋肉や骨は、たんぱく質から合成されるため、お肉や魚、卵などを多く含む食事をしっかり摂取することが大切です。

症状の現れ方は?

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オスグッドは、特に成長期の子どもや思春期の若者に多く見られる膝の障害で、主にスポーツを行う方々に発症します。この病気は、脛骨粗面(膝の下部にある骨の突出部)が炎症を起こし、痛みや腫れを伴うのが特徴です。症状は運動中や運動後に悪化することが多く、特にジャンプや走行、屈伸運動など膝に負担がかかる動作で強く現れます。患部に触れると圧痛を感じることが多く、膝を伸ばす際や階段の上り下りでも痛みを感じることがあります。また、膝の下に骨の腫れが目立つ場合もあります。進行すると、日常生活にも支障をきたすことがあり、特に動きを制限する原因となります。適切な施術と休息が症状の軽減には重要です。

その他の原因は?

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そもそもオスグッドは、10代から20代にかけてスポーツを行っているお子様に多く見られる病気です。その中でも、代表的なスポーツとしては、サッカー、バスケットボール、バレーボール、バレエ、フィギュアスケート、陸上などが挙げられます。これらのスポーツでは、股関節の屈曲やその動きに伴い、大腿四頭筋の筋力が脛骨にかかり、成長軟骨部分が剥がれやすくなります。この負担が積み重なることで、小さな傷が生じます。激しいスポーツを行うと、小さな傷や神経繊維が増え、痛みや腫れの原因となることがあります。そのため、オスグッドはジャンプ動作やキック動作が多いスポーツに従事しているお子様にかかりやすいです。また、大腿四頭筋が他の人に比べて太い人ほど、オスグッドになりやすいと言われています。これにより、負担が大きくなり、傷つく頻度が高くなります。そして、傷ついてもその症状に気づくのが遅れてしまうことが原因となることがあります。

オスグッドを放置するとどうなる?

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オスグッドは成長痛だから放置しても大丈夫だろうと考えられがちですが、何も対応せずに放置しておくと、後々大変なことになる可能性があります。日常生活のちょっとした動作が辛く感じるようになったり、大好きなスポーツが楽しく感じられなくなることもあります。初期の少しの痛みを我慢しながら運動を続けると、結果として長期の運動停止が必要になったり、最悪の場合、手術が必要になることもあります。その後、痛みが治ったとしても、成人後に再び痛みが出る「オスグッド病後遺症」が発症する可能性があり、その場合にも手術が必要となることがあります。骨が変形してしまうと、手遅れになることもあるため、早急な対応が必要です。

当院の施術方法について

当院のオスグッドに対する施術方法は、まず「筋膜ストレッチ」です。

足の筋肉をストレッチし、柔軟性を高めることにより、症状の軽減が期待できます。しっかりと気持ちいいくらいまで伸ばすことで、より良い効果が得られます。

次に「EMS(電気筋肉刺激)」による電気療法を行います。

電気によって筋収縮を促進し、筋肉を緩ませることで痛みを軽減することができます。

当院ではこれらの施術を組み合わせることで、オスグッドに伴う痛みを軽減し、悪化を防ぐことを目指しています。

さらに、テーピングを使用して患部にかかる負荷を軽減させます。

改善していく上でのポイント

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オスグッドの症状を軽減するためのポイントは、以下の通りです。

① 練習メニューの見直し
オスグッドは過度な運動によって引き起こされます。運動量やスポーツの練習メニューをしっかり見直し、調整することが大切です。

② バランスよく栄養を摂る
身体に必要な栄養を満遍なく摂取することも重要です。特に、タンパク質や鉄分をしっかりと取りましょう。

③ 適度なストレッチを行う
運動前と運動後はしっかりとストレッチを行いましょう。呼吸を続けながら、痛みが強くならない程度に反動をつけずに伸ばします。特に、大腿四頭筋(太ももの前側)のストレッチを重点的に行うことが大切です。

これらのポイントを意識することが、オスグッドの症状の軽減に繋がります。