悩みタイトル

背中に肉離れのような強い痛みがある
肩甲骨の間やその下にふとした動作で痛みを感じる
大きく息を吸うと背中が痛む
背中に痺れがある
張る、突っ張るように感じる
前屈の動作で背中が痛む

ぎっくり背中を発症するとこのような痛みが現れます。疲労が蓄積した筋肉に起こりやすく、くしゃみや咳、物を持った時や重い荷物を持った時などのキッカケが多く見られます。
背中の関節および筋肉(筋膜)に小さな肉離れが起き、炎症が起きていることで痛みを感じます。

ぎっくり背中に対する当院の考え

まずぎっくり背中の原因として挙げられるのが姿勢不良です。
いわゆる猫背姿勢になってしまうと背中にある脊柱起立筋という筋肉が常に張ってしまっている状態になります。
もともと筋肉は、正しい姿勢だとゆとりがあり柔軟性もあります。その筋肉が姿勢によって張ってしまうと筋肉が硬くなってしまい血流や神経が圧迫されている状態になります。

そこからさらに重い物を持つなどの負担をかけてしまうと痛みに繋がってきます。
そこで姿勢を改善することによって筋肉が緩み、常に筋肉にかかる負担が抑えられます。
そうするとぎっくり背中になりにくい身体をつくることが出来るるのです。

ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか

ぎっくり背中を放っておいてしまうと痛みがなかなか軽減されていきません。
ぎっくり背中やぎっくり腰は患部が炎症反応を起こしているため痛みが出ているので、症状が軽くても無理に動かしてしまったりして負担をかけてしまうと症状は悪化してしまいます。
急性期といわれる時期には安静、冷却を行い炎症反応を止めることが大事になってきます。

なぜぎっくり背中が起こってしまうかというと、主に姿勢が悪く背中にある筋肉が張ってしまっていて、常に負担がかかっている状態からさらに重い物をもったり、捻ったりして負担をかけてしまうことが原因として考えられます。
なのでまずその原因に対してアプローチすることが大切になってきます。

ぎっくり背中の軽減方法

発症直後はそれ以上の炎症が生じないよう、タオルを巻いた保冷剤を患部に当てたり冷湿布を貼ることで患部を十分に冷やすことが大切です。

炎症が激しくみられるうちは出来るだけ安静に、痛む部分は動かさない様に注意しましょう。コルセットやサポーターなども痛みの緩和に繋がります。

症状が落ち着き、身体を少し動かせるようになってからは再発防止の為、身体の循環を促すよう働きかけます。
具体的には僧帽筋や脊柱起立筋などの背中の支えとなる筋をほぐすよう、適度な運動を取り入れることが効果的です。
また、正しい姿勢を保つことで骨格を支える筋肉への負担が軽減されるため、骨格や猫背などの姿勢改善も重要です。

日頃から筋肉の無意識のうちに起こる収縮を予防できるよう体を冷やさないことを意識しましょう。

施術を受けるとどう楽になるのか

当院の施術を受けると急性期の時には炎症がひき、急性の痛みが軽減される効果が期待できます。
しかしその後に慢性的な痛みに変わるので、それからは施術の内容を変えて直接負傷した筋肉や筋膜、靭帯を対象にしたマッサージや鍼施術、肩甲骨はがしや筋膜ストレッチ変えていく必要があります。

そうする事により慢性的な痛みを徐々に取りつつ、またギックリ背中を再発しないような身体にしていく効果が期待できます。

軽減するために必要な施術頻度は?

ぎっくり背中は炎症期の痛みが引いてくるには3日間ほど期間を要します。そこから完全に治癒するには最大でも2週間ほどの期間が必要になってきてしまいます。

施術頻度は痛みが強い時期は出来るだけ詰めて来て頂くのが理想です。
放置してしまうとなかなか痛みが引いてこなくなってしまうので、炎症期での処置が重要になってきます。