肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしとは肩甲骨まわりの筋肉を緩めることで、肩甲骨の動きを良くする施術になります。肩甲骨まわりにはたくさんの筋肉が付着しており、そこの筋肉が固くなると肩甲骨が動かなくなり身体の様々なところに異常が出てきてしまいます。肩が上がりづらくなったり、肩が内側に入ってしまって頸肩回りの筋肉も引っ張られて緊張してしまい、固さが出てきてそれが痛みに繋がってしまいます。肩甲骨はがしではその筋肉の緊張を防ぐために、筋肉を緩めて肩甲骨を正常な位置に戻し、筋肉の負担を軽減させています。今の時代はデスクワークなど長時間同じ姿勢で座って作業する仕事が多いので、肩甲骨まわりの辛さを訴える方も増えてきているので注意しましょう。
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肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨には16個も筋肉が付着しており、そのたくさんの筋肉が付いていることにより肩甲骨の様々な方向の動きが可能になっています。その筋肉が固くなると肩甲骨の可動域が少なくなってしまいます。肩甲骨回りの筋肉が固くなる原因は普段から肩周りを動かしていなかったり、長時間同じ姿勢をとってしまっていることが主な原因です。良い姿勢なら負担は軽減出来るのですが、いわゆる猫背や巻き肩になっていると筋肉が余計に引っ張られて筋肉が固くなりやすくなってしまいます。肩甲骨回りが固いとなにが悪いのかというと、たった一つの骨に16個の筋肉が付いているため、肩甲骨が動かせなくなってしまったときに他の場所にも異常が出てきてしまいます。例えば肩が上がらなくなったり、頸肩背中まで固くなり痛みが出てきたり、五十肩のリスクも高まります。
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肩甲骨はがしをするメリットとは?
肩甲骨はがしをすると肩甲骨の動きが良くなり、可動域が大きくなるため肩が上げやすくなったり、動かしやすくなります。動きが良くなると筋肉も正常に使ってあげられるため筋肉が固くなりにくく、凝りにくくなります。プラスで血流やリンパの流れの改善にも繋がるため、冷えやむくみにも効果的です。1番のメリットは姿勢の改善に繋がることです。肩が内側に入ってしまっている巻き肩姿勢の方は、肩甲骨はがしをすることにより肩甲骨回りの筋肉が緩み、肩が開きやすくなります。背中が丸まっている猫背姿勢の方は、肩甲骨には背中の筋肉も付いているため、そこを緩めてあげると丸くなってしまっている姿勢が伸ばしやすくなります。姿勢を改善することは固さの根本改善に繋がるので重要になります。
自分でできる肩甲骨はがし
仕事中や家に居る時も肩甲骨周りが辛くなることは多くあります。お家でのセルフケアとして自宅で自分で出来る肩甲骨はがしの方法を知りたいという方が多くいらっしゃるのでご紹介していきます。まず手を横に広げ頭の上まで持っていきます。手を真上まで上げたら手の平をひっくり返して手の甲同士が向き合うようにします。そのままゆっくり後ろに(背中側)腕を引いていきます。この時のポイントとして肩甲骨を意識して引いてあげるのと、素早くやるのではなくゆっくり・大きく動かしていきます。肩甲骨を寄せるように意識して行うと上手に肩甲骨にアプローチ出来ます。こちらを5回2セット行っていきます。無理のない範囲で自宅で行ったり、肩甲骨周りが辛いと思った時に是非お試し下さい。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院には首や肩の痛みに特化した肩甲骨はがしという施術があります。肩甲骨には肩周りの筋肉がたくさん付着しており、その肩甲骨の筋肉を緩めてあげることによって肩まわりの可動域があがり血流が良くなり、肩甲骨まわりの固さ、コリが解消されていきます。当院ではただ痛みをとるだけでなく、その痛みや辛さが出ない身体にしていくのを目的としていて、多くの患者様から支持を頂いております。施術後は一時的に筋肉が緩まり痛みがとれる方もいらっしゃるのですが、また数日経過すると肩甲骨の位置が元に戻ってしまい、また筋肉に負担がかかってしまうので継続して通っていただくことが重要です。私たちも精一杯施術させていただいているので一緒に頑張りましょう。