老化だけではない?変形性膝関節症の原因と対処法
皆様、こんにちは。南仙台東口接骨院です。
老化に伴い膝や腰に痛みや違和感が生じることはよくありますが、
その中でも次のような症状がある方はいらっしゃいますでしょうか。
「歩き始めるとすぐに膝に痛みを感じる」
「階段の上り下りの際に痛みを感じる」
「膝が痛く正座ができない」
「膝に違和感があり曲げ伸ばしがしにくい」
「歩く際に膝に力が入らない」
これらの症状が現れた場合、それは単なる老化による膝関節への影響ではなく
変形性膝関節症である可能性があります。
変形性膝関節症とは、初期症状としては立ち上がる際や歩き始めのタイミングで
膝に痛みを感じます。休めば痛みが取れることが多いため初期段階では
あまり気にして病院へ行く方は少ないと言われています。
しかし、だんだんと症状が悪化すると正座ができなくなることや階段の上り下りが
困難なほどの膝の痛みや違和感によって力が入らなくなったりするなどの症状が
見られ始めます。
そして、最終的には、何もしていない状態でも痛みが生じてしまい、
目で見ても分かるほどに膝関節が変形してしまうこともあります。
膝関節が変形することで通常のように膝を伸ばすことができなくなってしまい、
これにより歩くことが困難となってしまうのです。
変形性膝関節症の主な原因は、膝関節の軟骨部分が老化に伴い弾力性を失い、
日々歩いたりする動作の中ですり減ってしまうことで変形することと
考えられています。
また、軟骨がすり減りやすいことから肥満や遺伝的な要因も原因の一つとして
挙げられます。他にも骨折などの外傷や化膿性関節炎などの感染の後遺症としても
発症することがあり、決して老化だけによるものではないのです。
発症しやすい人の特徴としては、男女比でいうと1:4の割合で女性に多く見られる
という特徴があります。
変形性膝関節症の疑いがある場合には、早めに整骨院・接骨院などへ行って
症状をみてもらうようにしましょう。
まだ症状が軽い場合には、自分でできる予防策を教えてもらうことができる場合も
あります。一般的には、ストレッチや正座を避けるなど生活習慣で気をつける、
また血行を良くするために温めるなどの対策です。
また、症状が進行をしている場合には直接膝にヒアルロン酸注射をする、
状態によっては手術を検討する場合もあります。
変形性膝関節症は老化に伴い発症しやすいものですが、状態によってはその進行を
遅らせたり改善したりすることができるため、気になる症状がある場合には
できるだけ早めに専門家へ相談をすることをお勧めします。
当整骨院でも様々な患者さまがご相談に訪れています。お気軽に相談ください。
南仙台東口接骨院
宮城県仙台市太白区中田1丁目7−40
TEL 022-796-0611